いやはや、私、すっかり勘違いしてました。
「十五夜」っていうのはお月見ということで、
満月の日に行われるものだとばかり思ってました。
でも、よくよく調べてみるとそうとも限らないんだとか。
これを書いているのは2020年なんですが、
2020年の十五夜は10月1日だそうで、
満月は10月2日だとか。
満月より1日早く十五夜が訪れるということです。
ちなみにその時期もばらつきがあって、
2021年の十五夜は9月21日とのこと。
結構かけ離れてるんですね。
というより、2020年がえらく遅いようですが。
まあいいでしょう。
なんたって、私の中では十五夜の主役はお月様よりも
お団子だったりしますし。
と、信仰心もへったくれもあったもんじゃない発言ですが、
十五夜においてお月さんは信仰の対象ということが前提です。
やはりお月さんは偉大。
ということで、団子の話をしましょう(`・ω・´)
団子情報
なぜ、十五夜になると団子を食べられる
・・・じゃなくて、供えられるのでしょうか?
それは、穀物の収穫を感謝するためにという意味が込められています。
おお、確かに団子の元はお米ということですしね。
んで、満月に似せて丸く作ることになっています。
昔の人は食べてしまえば形なんて同じことだなんて言わなかったのです。
と、ここで朗報。
月に見立てるということで、団子だけじゃなくて
丸いドラ焼きや和菓子や月餅もお月見を楽しむために、
じゃんじゃんお供えしてお月見気分を盛り上げるのもアリです。
これだけ和スイーツを堪能すれば
きっとアナタやワタシの顔も満月まん丸に(略)
団子の数はいくつ?
十五夜でお供えする団子の数も適当というわけじゃないみたいです。
じゃあ何個なのだというところですが、
12個という説と15個という説があるとのことで、
なかなかスッキリしないもんです。
それぞれ理由がありまして、
12個・・・その年の満月の回数ということで12個、うるう年は13個
15個・・・十五夜だから15個
ということです。
どちらか迷いそうですが、
どっちもアリなんだったらワタシは15個にしたく思います。
きな粉かけて食べます。
(^ρ^)ジュルリ
団子の積み方
15個の場合、1番下に3×3で9個、
その上に2×2で4個、
一番上に2個を縦に並べて乗せます。
このピラミッド型って、霊界に繋がると考えられていて、
収穫に対する感謝の気持ちをお月さんに伝えているんだとか。
団子が霊界の扉になってるとは、あの世もなかなか良い所ですね。
団子はいつ食べる?
団子の意味、数、並べ方が分かったところで、
いつになったらこの団子にありつけるんでしょうか?
食べるタイミングに関する答えは、ありがたいことに
「お月見をしながら食べる」
ということです。
お月さんが沈んでから食べるとか、
ジレッタイ話ではなかったので助かります。
あまり待たされたら団子も固くなってしまうので、
美味しいうちに堪能しましょう(`・ω・´)
団子以外には何を供える?
あまり団子三昧だと、お爺ちゃんが喉を詰まらせたら困ります。
そこで団子以外のお供物もありますよというお話です。
里芋
団子は穀物の収穫に感謝してということでしたが、
こちらは芋の収穫に感謝してということです。
団子を食べるよりはパクパクとはいかないかもしれませんが、
団子が登場する以前、当初は芋類や豆類が供えられていました。
あとから来た団子が取ってかわるとは、さすがみんな団子好きですね。
とはいえ、里芋も豆もまだまだ現役です。
すすき
すすきもよく見られますね。
これは、すすきには魔除けのパワーがあるという言い伝えがあるためです。
それだけではなく、お米の稲穂に似ているからということもあり、
すすきじゃなくて本当の稲穂を供えられる場合もあります。
果物や豆
そして果物や豆など、収穫物を供えると良いとのこと。
これまでと同じで収穫に感謝しつつ、これからの収穫への願いもこめてということです。
これで月見と団子についての予備知識はバッチリです(`・ω・´)
美味しい団子を準備して十五夜の日に供えましょう。
でも、この時期って天気が悪いことが多く、
お月さんがしっかり見えないことが多いらしいです。
(ノ∀`)アチャー